神社の巫女さん

学生の頃、お友達の紹介で、とある大きな神社で巫女さんのアルバイトをしました。
最初の年は臨時に設けられたお守り売り場で、お守りや、お札を授与(販売ではなく、こう言います)するお仕事でした。
まず、独特な接客に、慣れるまでが大変でした。例えば、購入してくれたお客様には、ありがとうございました、とは言わず、ご苦労様でした、などと言います。当時他の接客アルバイトもしていたので、「あ…ご苦労様でした」となってしまって、同僚さんから、あごくろうさま(笑)と、よく笑われました。
かわいい巫女さんの衣装も、実はお腹を締め付けるので、ご飯やトイレの度に苦しい思いをしました。この年になると流石に着れないので、いい思い出です。
二年目は、ご祈祷の受付を担当しました。こちらでおもしろい….というと不謹慎なのですが、興味深いなぁと思ったのが、今流行りのキラキラネームです。読めない名前の親御さんにかぎって、あえてフリガナを振っていないという風潮がありました。そういう方は、大抵誇らしげに「読めますか?」というお顔をされるのですが、そういうお名前に慣れている神職さんが、「????さん、でよろしいですか?」と言うと、大体当たっていて、少し残念な表情になるというやりとりが、とても面白かったです。
とても驚いたのが、本職の巫女さんが、25~26歳で定年だということです。辞めた方は再就職するのが大半だそうですが、中には神職の資格を取って、神社に留まるいるそうです。
なかなか知ることのできない世界に触れることができて、楽しいアルバイト経験でした。

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